インプラントとは、顎の骨にチタン製のインプラント体(人工歯根)を埋入することで、歯を失ったお口の機能性や審美性を回復させる治療です。ブリッジや入れ歯と違い、他の歯に負担をかけずに良好な噛み心地が得られるのが大きな特徴です。
「硬い物がしっかり噛める」「見た目が自然」など、インプラントには色々なメリットがありますが、一番のメリットは「他の歯に負担をかけずに治療できる」という点にあると考えております。ブリッジや入れ歯の場合、支えとなる歯に過度な負担がかかって悪くしてしまう場合がありますが、インプラントではそうした心配はなく、インプラントを1本入れることで他の歯を守ることが可能となります。
メリット
デメリット
「顎の骨にインプラント体を埋入する」と聞くと怖い手術をイメージされるかもしれませんが、実はそんなことはありません。顎の骨の量が十分あり、問題なく治療が行える状況であれば大きなトラブルはまず起こらないと考えております。また、治療後の痛み・腫れも起こりにくく、手術翌日には痛み止めのお薬が必要なくなる方もおられます。もちろん、手術の難易度によっては痛み・腫れが生じるケースもありますが、特に目立った問題がないケースであれば、少ない負担で受けられる治療です。
事前にインプラント体を埋入する顎の骨の状態をきちんと確認することが、安全な治療に繋がります。当院では必ず歯科用CTによる画像解析を行い、顎の骨の幅や硬さ、血管や神経の走行などを詳細に確認して安全に手術が行えるようにしています。また、必ずガイドを使用して、安全に埋入が行える体制を整えています。
インプラントの手術方法には「2回法(手術を2回の分けて行う方法)」「1回法(1回の手術で埋入する方法)」などがありますが、当院では両方に対応しています。患者さまのお口の状態に合わせて適切な方法を選択するようにしています。
骨の量が不足している方でも、当院は次のような骨造成に対応していますので安全に手術を行うことが可能です。
インプラントオーバーデンチャーとは、歯茎に埋入したインプラント体と入れ歯を留め金で入れ歯を固定させる方法です。高い安定感が期待できるので、良好な噛み心地が得られるようになります。従来の入れ歯のように外れたりすることがないので快適にお使い頂けます。
歯を失った時の選択肢として、インプラント以外にも入れ歯があります。インプラントの場合、患者さまのお口の状態によっては治療できないケースがありますが、入れ歯なら幅広いお口に対応することが可能です。 「入れ歯が合わなくて困っている」「自分にぴったりな入れ歯が欲しい」「インプラントはちょっと…」という方は、お気軽に当院へご相談ください。
床部分に金属を使用して作製するので強度が確保でき、入れ歯本体を薄く仕上げることが可能で少ない違和感でお使い頂けます。また熱伝導率が高いので、食べ物の温度差を自然に感じて食事を美味しく味わうことができます。
「入れ歯装着時の口元の見た目が気になる」という場合には、クラスプ(入れ歯を固定する金具)のないタイプの入れ歯(ノンクラスプデンチャー)をお選び頂くこともできます。
歯のことでお悩みでしたら、東大阪市上石切にある石切まつむら歯科まで。まずはお気軽にお問い合わせ下さい。